計算科学でもビジネスでも、大規模な情報処理を行なうコンピュータシステムには分散・並列型の計算機が多く使われます。この工房は、東京大学 ソーシャルICT グローバル・クリエイティブリーダー育成プログラムが用意している工房の一つで、主として大学院生の教育向けに分散並列実験を行なうための機材を揃えて利用者に提供しています。
すでにインストール済みの分散並列環境を利用するのではなく、実ハードウエアを用いて実際に構成することで、分散並列環境の構築その物の教育研究が可能になります。
この工房では8台のRaspberry piを単位として機材を構成しており、分散並列の台数特性を実験することができます。工房ではキーボード、マウス、ディスプレイを含めた一通りの機材を用意していますので、この工房の機材のみで実験を始めることができます。